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タクシーの流しのコツ10選|空車を減らして売上を上げる

流しは、付け待ちと並ぶタクシー営業の基本スタイル。ただ「とりあえず走る」のと、需要を読んで意図的に動くのとでは、同じ時間でも売上が大きく変わります。この記事では、現役目線で流しのコツを10個に整理し、空車を減らして実車率と売上を上げる立ち回りを解説します。

流しとは? 付け待ちとの違い

流しとは、街なかを走りながらお客さんを探す営業スタイルです。決まった場所で待つ「付け待ち」に対し、流しは自分から需要のある場所へ動けるのが強み。雨やイベントなど需要が急に動く場面で力を発揮します。一方で、当てもなく走れば空車距離が増えてムダにもなります。だからこそ「どう流すか」が腕の見せどころです。

流しのコツ10選

  1. 左車線をやや低速で流す:歩道側の客を見逃さず、手を挙げる人を拾いやすい位置を保つ。
  2. 交差点では先頭をキープ:信号待ちで先頭にいれば、交差点で待つ客をいち早く拾える。
  3. 「空車」を見つけてもらう:前車との車間を適度に空け、表示が見えやすい状態を作る。
  4. 人の多い場所を走る:オフィス街・繁華街・駅周辺など、そもそも需要のある通りを選ぶ。
  5. 雨が降ったら駅・施設へ:急な雨はタクシー需要が跳ねる。駅や商業施設の近くへ素早く移動する。
  6. 電車トラブルを狙う:人身事故や運転見合わせが出たら、その駅周辺は一気に需要が高まる。
  7. イベント終了時間に合わせる:ライブ・試合・演劇などの終了時間に会場周辺へ。退場客をまとめて拾える。
  8. 行った先で次を探す:客を降ろした先で次を拾う「行った先営業」。拠点に戻る回送を減らせる。
  9. 需要の方向へ意図的に動く:空車になったら、次に需要が出そうな方角へ向けて流す。
  10. ムダな道を避ける:トンネルや自動車専用道など、実車になりにくい区間は極力減らす。

流しで実車率を上げる考え方

流しの良し悪しは、最終的に「実車率」に表れます。実車率とは、走った距離のうち実際に客を乗せて走った割合のこと。流しがうまい人ほど空車で走る距離が短く、実車率が高くなります。

逆に、需要のないエリアを延々と流していると、実車率は下がり燃料だけが減ります。「走り続ける」ことが目的化していないか、ときどき立ち止まって考えるのが大切です。実車率の詳しい上げ方は 実車率とは?平均と上げ方で解説しています。

流しが向く時間帯・エリア

流しが特に効くのは、需要が大きく動く場面です。夜の繁華街(終電後・週末)、雨の日、イベント終了直後などは、待つより動いたほうが拾えます。一方、朝の駅前や昼のオフィス街など、需要が読みやすく回転の速い場所では、付け待ちのほうが効率的なこともあります。

どの時間にどこを流すかは、自分の営業エリアの「需要が出る時間と場所」を知っているほど精度が上がります。稼げる時間帯の考え方は 稼げる曜日・時間帯ガイドも参考になります。

流しでやりがちなNG行動

コツの裏返しとして、避けたい動きも知っておきましょう。

「走っていれば仕事をした気になる」のが流しの落とし穴です。動くこと自体が目的にならないよう、つねに『この方向に需要はあるか』を自問しながら走るのがコツです。

雨の日・繁忙期の流し方

需要が跳ねる場面は、流しの稼ぎ時です。雨が降り出したら、傘を持たない人が増える駅・商業施設・オフィス街の出入り口付近へ早めに移動しましょう。降り始めの数十分は特に需要が集中します。

年末の繁忙期や、地域の大きなイベントがある日も同様です。事前に天気予報とイベント情報をチェックし、「いつ・どこで需要が出るか」を予測して先回りする。流しは“反応”よりも“予測”ができると、一段上の売上につながります。

流しと付け待ちの使い分け

稼ぐ運転手は、流しと付け待ちを固定せず、時間帯ごとに得な方を選んでいます。需要が読める時間は付け待ちで確実に、需要が動く時間は流しで攻める。この切り替えができると、1日の中の「取りこぼし」が減ります。

流しの効率を上げる小ワザ

基本の10選に加えて、ベテランが自然にやっている小さな工夫もあります。信号で止まったら次に進む方角の需要を考えてルートを選ぶ、同じ通りを往復せず面で街を捉える、ライバルのタクシーが少ない裏通りも織り交ぜる——。どれも「少しでも空車距離を減らす」ための積み重ねです。1つひとつは小さくても、1日トータルでは確実に差がつきます。

また、無線や配車アプリの注文が入りやすい時間帯は、流しと並行してアプリの画面も意識しておくと、空車の時間を一本の実車に変えやすくなります。流しは「目で拾う」だけでなく、アプリの需要も合わせて拾う時代になっています。

流しの数字を記録して改善する

最後に大切なのが「測って改善する」こと。今日の営収・実車率・どこで拾えたかを記録しておけば、うまくいった日のパターンを再現できます。感覚だけに頼らず、数字で振り返ることが、自分の街での勝てる流し方を固めていきます。

自分の実車率や時間単価は 実車率・営収シミュレーターで確認できます。日報を撮るだけで実車率や稼げた時間帯まで自動分析したい人は タクドラNAVIを無料で試すのもおすすめです。

まとめ

よくある質問

流しと付け待ちはどちらが稼げますか?
時間帯と場所によります。需要が読みやすい駅・ホテルは付け待ちが安定し、繁華街や雨の日など需要が動く場面は流しが有利です。多くの稼ぐ運転手は両方を時間帯ごとに使い分けています。固定せず、その時間に得な方を選ぶのがコツです。
流しで一番大事なコツは何ですか?
「需要のある場所と時間に身を置くこと」と「空車を見つけてもらいやすい位置取り」です。左車線をやや低速で流し、交差点では先頭をキープする。この基本だけで拾える確率が変わります。あとは雨・イベントなど需要が跳ねる場面を逃さないことです。
流しは無駄に走って燃料を使うだけでは?
当てもなく走れば確かにムダになります。大切なのは『需要のある方向へ意図を持って動く』こと。需要の薄いエリアを流し続けるより、付け待ちに切り替えたり場所を移したりするほうが、空車距離を減らせます。実車率を測れば、自分の流しがムダになっていないか確認できます。
流しが向いている時間帯はいつですか?
夜の繁華街(終電後・週末)、雨の日、イベント終了直後など、需要が一気に動く場面です。逆に需要が読みやすく回転の速い時間は、駅などの付け待ちが効率的なこともあります。
流しのコツはどうやって身につけますか?
基本の型を押さえたら、あとは記録と振り返りです。営収・実車率・どこで拾えたかを日報に残し、うまくいった日のパターンを再現する。これをくり返すと、自分の街での『勝てる流し方』が固まってきます。

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